国が推進するICT教育
近年はICT化が進み、教育現場でもICTを取り入れた授業が増えてきているようです。ICTとは情報通信技術のことで、Information and Communication Technologyの頭文字の略語を意味します。
ITという言葉もよく使われますが、ITはInformation Technologyを略した言葉で情報技術を意味しており、同じような使い方をされることも少なくありません。
ICT教育は簡単にいうと、インターネットを利用し、タブレットや電子黒板などのデジタル教材を活用した教育のことを指します。
2013年に国が世界最先端IT国家創造宣言を行ったことで、国民がICTを活用した豊かな生活が過ごせるよう、ICTリテラシーを向上させることが決まりました。
教育現場でも同じようにICTを活用した教育に注力することが決まり、全国の学校でICT機器の導入や無線LANの整備などが進められているとのことです。
中でも特に力を入れているのがタブレット端末を利用した授業で、すべての学校において、2020年までに一人に一台いきわたるよう、導入が急がれているようです。
ICT機器に慣れない教員も多い
授業で利用するICT機器の導入が進んでいますが、それと同時に進められているのが教員に対するICTの学習です。
生まれたときからスマホやタブレットなどのICT機器がある状況に慣れている生徒と違い、教員のほうが使いこなしたり理解するのに時間がかかってしまい、せっかくICTを導入しても活用できないことが考えられます。
そのため、ICTを導入するとともに操作方法の研修や、ICTに関する理解を深めるための研修などが各学校で行われています。
ICTはタブレットだけでなく、電子黒板やプロジェクター、パソコンや授業用のデジタルコンテンツなど、さまざまな種類があり、ICTを使用した授業を開始するまで教員がすべてマスターしなくてはなりません。
学映システムで始めるICT教育
佐賀県に本社を構える学映システムは、ICTを活用した教育システムを提供している会社としては歴史が古く、1984年から授業に関する備品販売を開始しています。
学映システムでは、学習用のタブレット端末やパソコン教室、電子黒板システムや各教科の学習用ソフトウェアなど、さまざまな種類の教育ICTソリューションを提供しています。
また、学映システムではICT教育に必要なデジタル教材やICT機器などの導入やメンテナンスも行っており、ハードウェアからソフトウェアの導入から運用まで一貫して依頼することが可能だそうです。