学校に特化したシステム開発
ICT関連の企業はバブル期以降から急激に増加しており、現在ではかなりの数になっているようです。
その中で、一業種に特化したシステム開発を行う企業というのはある程度限られてきます。中でも教育関連となると、専業にしている企業はそれほど多くないのではないでしょうか。
佐賀県で創業し、創業当時から教育関連に特化した企業に学映システムという企業があります。
河野教販株式会社という教育関連の教材等を販売している会社から独立したということもあり、創業時から教育に特化した業務を行っている企業とのことです。
独立した当初は、武雄河野教販という商号だったのですが、創業から1年と少し経ったころに現在の商号に変更しています。
教育現場のICT化を中心として事業を行っている企業だそうです。
学映システムの企業情報を見る→→→佐賀県の教育ICT導入なら株式会社学映システム 株式会社学映システム – iタウンページ
佐賀県を中心に九州エリアで活動
学映システムは佐賀県で創業したということもあり、本社は何度か移転したり増築したりしていますが、そのほかにも九州エリアに営業所を開設しており、営業エリアを佐賀県から徐々に広げてきているようです。最近では、平成29年に福岡営業所、平成30年に沖縄出張所を開設しています。現在の従業員数は150名余りとなっているようです。
学映システムでは、教育の現場のICT化のソリューションが中心事業となりますが、他にも、OA機器の販売や、事務機器の販売、また、教育に特化しているということと、独立前から行っていた事業ということもあり、学校教材備品や教育設備機器の販売等も行っています。
教育に関連したソフトウェアだけでなく、さまざまなハードウェアも取り扱っているということになります。
1人1台の情報端末
学映システムのソリューションのひとつでもあるタブレットPC等を活用した授業で考えれば、1人1台の情報端末というのは、必須であるということになります。これは、佐賀県が教育のICT化で進めているものと同じ考えで、公立の学校においては、数年前から進められており、現在は全学年において1人1台の環境が整っているようです。
タブレットPCなどの情報端末を利用した学習のメリットとしては、やはりその情報量の多さということになります。教科書などの紙媒体と比べると省スペースでの圧倒的な情報量ということになります。電子教科書を利用した場合、タブレットPCだと、ノート1枚分程度ですが、実際の教科書の場合、何冊も必要になってしまいます。
また、タブレットPCであれば時と場所を選ばす学習をすることも可能です。何より、動画や画像、音声再生といった情報取得の方法の多さ、短時間で多くの情報を得ることができるという点も大きなメリットとなりそうです。